理事長からのメッセージ
「学び」はあなたの生き方の選択です。
理事長中川義基
人間には二通りの生き方があります。一つは自分本位、今一つは他者をも思いやる生き方です。人間としていずれを選ぶか、あなたは本気を出さなければいけません。「学び」は生き方の選択なのです。
福祉の仕事に就くとは、まさに後者の道を選択するということです。自分ひとりが生きていくだけでも大変なのに、他人のことを優先して考える人生には当然苦難が伴います。
しかし一方で、この仕事には大きな喜びがあります。考えてみて下さい。障害のある子どもたちやお年寄りがあなたを毎日待っているのです。雨の日も風の日も… 。いつもいっしょに過ごし、喜びを分かち合い、ときには涙にともに濡れる。たとえ困難でも、誰かに求められ、ともに生きるとき、あなたは「自分が輝いている」と思えるのではないでしょうか。
マザー・テレサはこう言っています。‘We can do no great things. Only small things with great love.’「私たちには偉大なことは何もできません。大きな愛をもってしても、ほんの小さなことができるだけなのです。」
私たちは、世の中の弱い立場の人のために、ほんの小さなことに惜しみない愛を注ぐことができる人を求めています。
本校で学び、「あなたがいたから私の人生が輝いた」といわれる福祉専門職に育ってほしいと願っています。
沿革
本校は常に福祉教育のパイオニアとして時代の先端を歩んできました。
広島県初の厚生大臣指定校の実績と信頼
西日本で初めての本格的な福祉専門学校として誕生した本校は、昭和63年4月に「社会福祉士および介護福祉士法」が施行されると同時に、厚生大臣より、広島県内では初めて第1回目の介護福祉士養成施設として認可され、さらに平成5年には厚生大臣より社会福祉主事任用資格の施設認可の指定を受けました。これは、本校が早くから福祉教育の必要性を感じ、それに取り組んできた先見性と前向きの使命感が評価されたものです。